2024年6月上旬に夫婦でトルコ旅行へ行きました。
トルコには見どころがたくさんありますが、
私が楽しみにしていたのは、世界文化遺産にも登録されている「カッパドキア」
SNSで見た奇岩の上を飛ぶ無数の気球。
この景色が本当にあるのか?あるのなら一度は見たい!と思ったのです
しかしながら私は観覧車に乗れないほどの高所恐怖症。
申し込みの段階からとても悩みましたが、これを逃したら後悔すると思い、決心。
気球ツアーの当日の様子や高所恐怖症の私が気球に乗ってどうだったかをレポートします。
4:00 ホテルにてピックアップ
朝4時にホテルに迎えのバスが到着。バスに乗り込み乗り場へ向かう。
気球から朝日が昇るのを見るため、出発は早朝になります。
6月上旬のカッパドキアは肌寒く、上着は必須です。
私はコンパクトになる薄手のダウンジャンパーを羽織りましたが、ちょうどよかったです。
4:30 乗り場に到着
気球に火が入れられ、フライトの準備が着々と進んでいます。
気球の準備が整うまで、写真タイムとなりました。
4:45 気球に乗り込み出発準備
気球といえば小さな数人乗りのカゴをイメージしていましたが、
乗り込んだ気球は20人乗り。
真ん中に操縦士さんやスタッフさんが乗り、乗客は10人ずつ左右に分かれて乗り込みました。
着陸時にとる体制を練習し、いよいよ出発の時間です。
気球の飛行条件について
ここで飛行条件の説明を。
気球には飛行条件があり、トルコ航空局が飛行の可否を決定しています。
トルコ航空局が「不可」と決定したら、どの飛行会社も飛ぶことができません。
深夜に雷と伴う大雨が降ったため、中止になるかと思ったのですが、
早朝には雨は止み、上空の風もなかったとのことで、決行となりました。
しかし翌日は天気は良かったものの、上空の風が強いということで、中止となっていました。
こればかりはどうしようもないので、どうしても乗りたい方は数日間余裕を持っておいた方が
いいと思います。
この飛行条件が厳しく決められているからこそ、気球は大きな揺れもなく安心して飛べるという事です。
4:50出発
気球はフワッと浮かび、スーっと滑るように移動。揺れは全くありません。
あまりにも静かに動き出したため、驚きました。
気球は徐々に高度を上げていきます。
もう、心臓はバクバク!!
みんな、カゴのフチまで体を寄せて外を見ていますが、
私にそんな事ができるはずもなく、フチから極力離れてしっかりロープを握りしめていました。
※ちなみに私に写真を撮る余裕などなく、写真は主人が撮影しております。
どんどん高度を上げる気球。でも揺れは全くありません。本当に静かに動きます。
揺れないとはいえ、やっぱり怖い。
下を見ることは流石にできないので、ひたすら遠くを眺めます。
それでもその景色の素晴らしいこと!
数えきれないほどの気球とカッパドキアの奇岩群。
怖いけど、綺麗。怖さより、感動が勝っていました。
朝日がのぼり始めました。感動のただ一言です。
徐々に高度を下げランディング。
着陸時の衝撃は思ったほどではなく、乗客の笑顔と拍手で溢れていました。
5:30 無事到着
約30分のフライト空の旅でした。
物足りない!まだまだ乗ってい!と心から思いました。
到着したら、無事をお祝いしてシャンパンが振る舞われます。
そして飲み終わった空のグラスにチップを入れるように言われます。笑
みなさん、チップをお忘れなく。(私は1ドルを入れました。)
帰り道には名所である「三姉妹の岩」に寄ってくれ、写真タイムが設けられました。
フライト証明書をもらってホテルへの帰路に着きます。
6:30ホテル到着
まとめ
「高所恐怖症でも気球に乗れるのか?」
結論:高所恐怖症でも乗れたし、最高だった。
当然、高所恐怖症には個人差があります。
また、航空局がしっかり管理しているとはいえ、天候の差もあるので絶対ということはありません。
私は気球のカゴのフチから下を覗くことはできず、またカゴの真ん中から動くことはできませんでしたが、
それでも素晴らしい景色は十分に見れました。
不安だった揺れもなく、恐怖より感動が勝ちました。
また体験したい!と心から思います。
この記事では気球ツアーの様子と高所恐怖症でも気球に乗れるのか?のレポートを
書かせていただきました。
もし、私と同じように気球ツアーへの参加を迷われている方の参考に少しでもなれば幸いです。
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